トリートメントって必要?【サロン】

ヘアケアと切っても切れない存在  トリートメント

その存在は昔と違って様々な方法が多くの美容師さんから発信されています

今回は僕なりのトリートメント論を書いていきます。

アンチトリートメントの方は見ないでください笑

 

そもそもトリートメントとはなんぞや? 聞きなれた言葉でも詳しく説明できるお客様は少ないと思います。

美容師からしてもこんなに多くの商材が溢れていますので正直使っていないモノはハッキリとわかりません

 

よく例えで使うのが、

『カラーやパーマなどの薬を使った施術を行った場合、髪の大手術をしています。お店のトリートメントは言うなれば 輸血 家でのホームケアは リハビリ 』

以前も書きましたが、カラー1度で髪のバリア機能の8割以上失い髪のダメージは自己治癒しません。

あ!じゃあ外側守るためにオイルとかつければいいんだ!

と、早まらないでください。

髪表面だけではなく

カラーの作用は主に髪の内部で行われますしパーマの作用も髪の内部で行われますので、ダメージは中からジワジワと出てきます。

 

髪の内部で作用するカラーやパーマは髪にとって大手術。

ですので外側だけハリと糸で縫うようなケアでは間に合いません。

人体の大手術であれば、輸血・栄養・リハビリ・術後の検診

髪のケアも比喩としてはとても似ているかと思います。

 

髪は命にかかわる存在ではないのでそこまでくどく言いませんが笑

 

トリートメントなんて無意味。という美容師側の考えがあるのだとすれば

 

それはヘナやマニキュアなどのアルカリ剤を使用しない施術かと思います。

実際、カラーやパーマをして髪は思い通りに言う事きいていますか?

広がったり、ブローしにくかったり、まとまらなかったり etc…

 

これが本題です。

不要なものは排除して、あるべきものをあるべきところに。適切に行えば髪は必ずキレイになる

ヘアケアの方法は本当に多くあるかと思いますが、結論はこれです。

 

 

ですから、現代人の髪(特にカラー毛)にトリートメント(髪の栄養)は100%必要

更に、どれだけトリートメントをしても髪がキレイになっていかないのは

髪内部に残った薬剤成分が悪さをしているので、それをしっかりデトックスしなければ何をしても変わりません。

 

 

たまに悩みます。

髪に必要な施術を断られたとき、たんに販売目的だと思われているのかな?と。

しかし、結果の出ているお客様と接したとき

・ここで髪するようになってからツヤがでてきた

・ハリコシがでてきた

・クセが伸ばしやすくなった

・ビックリするくらい収まりよくなった

・色持ちがよくなった

・ダメージがみるみる改善されていく

など、今までと180度変わったヘアーライフ談を聞くと ホッとします。

 

 

色々書きましたが、

最後にお客様へ

現代のヘアケアに関する情報の全てを鵜呑みにしないでください。

結果はご自身の髪が一番素直に教えてくれます。

必要性を感じているお客様はとことんご相談ください。 90点以上は採点される結果を出します。

 

 

以上!

PS. シャンプーなどのCMに「これを使えばこんなにきれいになります!」とは一言も言われていません笑

あれは完全にイメージ広告です。騙しではないけれど、人間の心理を上手く使った宣伝ですね笑