白髪染め 染めてもキラキラしてくる
なかなかよくあるお悩みだと思います
で、解決策は「とにかく濃い(暗い)色で長時間置く」
だと思っていませんか?
そうすると
・とにかくどんどん黒く(暗く)なってくる
・傷んで余計バサバサ・ゴワゴワになってくる
答えはこのどちらかにしかなりません・・・
一応大前提として
黒髪と白髪が混在する場合の白髪染めは明るく染めるほど白髪の染まりは薄いです
もともとメラニン色素を持った黒髪と色素の無い白髪とでは必ず染まりに差が出てきます
出来るだけ同じ色で明るめに染めたい場合は最大で8~9レベルが無難です。
しかしながら逆に明るくすればするほど白髪が薄染まりでも黒髪自体も明るくなる事で明度の差が少なく目立ちにくくなるのも事実です。
では一般的に‘‘染まりにくい‘‘と言われる髪(オシャレ染めは別として)にはどうするのか
これは僕の今までの試行錯誤と経験からの答えですが
染料を極端に濃くする訳でもなく、放置時間を延ばすわけでもなく(通常の放置時間で)染めるには
カラー剤の中にトリートメントを入れ込む です。
トリートメントと言っても外部コーティングが強いものでは無く、その髪が必要としている内部の栄養です
白髪はメラニン色素も限りなく無く栄養成分も極端にありません
黒髪と同じような構造ではないので同じ薬剤を使用しても同じ仕上がりになりません
なので、その差を失われた栄養で隙間を埋めながら色を入れるのです
要するに、できるだけ黒髪に近い状態にしながら染める
そうするとキラキラ光る白髪も基本的にはキレイに染まります
それでも染まりが悪い場合は初めて放置時間延長したり、いつもより濃い色を選択したりします
で、いつものようにアルカリや過酸化水素を除去すると傷む要素が全く見当たりません☺
カラー剤は使い方によっては同時に最高レベルのトリートメント効果・髪質改善効果が発揮されます
なので当店ではリタッチカラーはおススメしておりません☺